インテリア 書評

ヤコブセンの名作椅子は体の仕組みから見ても理にかなってた

「疲れない身体」をいっきに手に入れる本
てのを読みました。
なかなか良かった。

「疲れない身体」をいっきに手に入れる本 目・耳・口・鼻の使い方を変えるだけで身体の芯から楽になる!

「疲れない身体」をいっきに手に入れる本 目・耳・口・鼻の使い方を変えるだけで身体の芯から楽になる!

普段僕らは、目耳鼻口などに力をいれすぎて生きてる。
だから何もしてないのに疲れる。
もっとリラックスさせておけば
そもそも疲れない体が手に入るよ、という本。

そのリラックスさせるためのエクササイズがいろいろと載ってる。

オフィスの席で明日からでもできるものが多い。
まだ実践しはじめて日が経ってないので
「疲れない」効果のほどは不明ですが、
少なくともリフレッシュはできます。
なかなか良い。

それに、エクササイズの根拠や効能について
説得力のある解説が丁寧にされており、納得できる。

納得した上でやるのって大事だと思うんだよね、こういうものは。
信じてやった方が効果が上がりやすいという面はあると思う。

僕が一番印象に残ったのは、椅子に座った姿勢について。

座るとなぜ楽なのか。

普段二本足で立ってる(二点で支えてる)体を、
お尻と二本足の三点で支えるから楽なんだよ。
椅子に深く持たれて座っちゃうと、お尻一点のみで支えることになっちゃう。
それじゃかえって体に疲れが溜まるわ。

って話。
かなり目からウロコ。
それ以来、両足をしっかり踏みしめて三点で座るようにしてる。
姿勢も良くなるし、確かにしんどくない。

そういえば、アントチェア。
言わずと知れたアルネヤコブセンの名作椅子。

今は四本足のものが多いけど、
発表当初は三本足だったんですよね、これ。

そう。
両足をちゃんと踏みしめて初めて安定する椅子。
デザインだけじゃなくって、そんなところも優れてたんだなあ、アントチェア。

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