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会社の寿命30年説とCDというメディアの寿命

会社の寿命という本があります。
多分、企業の寿命30年説を最初に唱えた本。

日経ビジネス
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 1989/08
  • メディア: 文庫
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  • 本自体はすごく昔に書かれたもので、
    書いてある繁栄の法則ぽいものは、今じゃほとんど参考にならない。
    戦後から高度成長期あたりの分析なので、
    年代ごとに盛り上がる産業も、
    それが入れ替わるスパンも、
    過去の一例でしかなく、下手に参考にしようもんなら
    まるで時代にあってないことになる。
    昔は名著だったんだろうになあ。

    とは言え、ちょっと奇妙な符合に気がついた。
    CDの衰退について。
    有名なCD屋でさえ、軒並み縮小や閉店をしていくほど、
    今、CDが売れてない。

    ん〜、そういえばCDが出てきて何年になるのかな、と思って調べてみた。
    https://ja.wikipedia.org/wiki/コンパクトディスク
    によれば、発売されたのが1982年。

    約30年…。
    これは、単なる偶然でしょうかね。
    そうかも知れない。
    VHSも、MDも、レーザーディスクも、そんなにもたず消えていった。
    メディアの寿命30年説、ってのは無理がある。
    じゃCD屋という業態の寿命かと思ってみると
    レコード屋という業態はCD以前からあるし。

    でもなんか、なんか気になる符合なんですよね。
    CDの寿命と会社の寿命の関連性、なにかある気がするなあ。

    photo credit: BaileyRaeWeaver via photopin cc

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