これ、読みました。
シンプルに、最善の決断を下すには。「早く正しく決める技術」レビュー
僕たちは日々、仕事において様々なことを決めなきゃならない。
その決断を迅速に、出来るだけ速くするにはどうしたらいいか。
そもそも、余計なことを考えすぎるから決めるのに時間がかかるんだ。
これに決めたらどう思われる、とか、こっちに決めると実行するの大変そうだな、とか。
だけど、特にビジネスでは、どっちが良いか(よりベネフィットがあるか)を見極めれば良いだけ。
その他のややこしい、しかも本質じゃないことなんて考えなくていい。
決めることと、決めたことを通すことは別なんだから。
という話。
さらに、正しく決めるには、
数字、ファクト、ロジックの三点で検討していけば良い
というような話が書かれている。
先に読んだ内田和成氏の「論点思考」では、
『解けない問題に取り組んだってダメだ』
という話があったのを思い出した。
だから、いつでもこの考え方を使えばいいというものではないと思う。
ただ、根本思想として持っておいたほうが良い考え方。
特に、しがらみや実現性なんて後で考えろ、ってのは参考になる。
出口さんの本はいつも、大事なことが書いてあるのに分かりやすく読みやすくて、
読んだだけで満足してしまいそうになるけど、
しっかりと身につけて行きたいことだ。