先日、ガス屋さんが来ました。
うちには床暖房やら、浴室暖房やらのガス機器がついています。それらを点検したうえで、ガス機器の使い方について、いろんなことを教えていってくれました。
もっとも驚いたのは、床暖房のいい使い方。
なんと、『高めの温度で一部だけONにするより、全部ONにして低め温度で設定したほうが、暖かくてガス代は安くなる』そうです。
最近の家は、リビングとダイニングがつながっているところが多いですよね。そして、リビングとダイニング、それぞれ床暖房が設定できるようになっている。 そういう家で僕は朝、タイマーで床暖房が入るようにしています。リビングだけ。
ところがこれじゃ、ちょっともったいないらしい。
『リビングとダイニング、両方ONにした方が節約になる』
なんて言うと「えっ?」と思うわけですが、
・リビングとダイニング、両方ONにしても、コストは片方ON時の倍にはならない(2割上がるくらい)
・両方ONにしたほうが、部屋を暖める効率は良い
・一方、温度を低めにするとコストは抑えられる
ということだそうで。これらの事柄をつなげて考えると・・・
『高い温度で一部だけONにするより、全部ONにして低め温度で設定したほうが、より暖かく、ガス代は安くなる』
ということになるんですね。
猛暑の夏、冷房方法についての話を思い出しました。冷房をかける時、エアコンの温度を高めに設定し、その代わりに扇風機をONにして部屋の空気をかき回す。そうすると、エアコンオンリーの冷房よりも省エネで涼しい。
それと同じ話なのでしょうね。
これはちょっと驚きました。早速今日から実施しないと。大阪ガスさん、ありがとう。
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