こんなニュース、にぎわってましたね。
ふるさと納税制度は、僕も活用してます。しかしAmazonギフト券100億円分って。Amazonって日本に法人税あんまり払ってないんでしょ?
(2020/01追記 2019年末に、最近は日本で納税していたというニュース出ましたね)
自分は泉佐野には寄付してないんだけど、それを忘れて「おいおい、俺の金を何に使ってんだよ」って言っちゃいそうになる。ま、それでもルール違反でない以上、「いかがなものか」なんて言ったって仕方ない。
でもね、泉佐野市のイメージ、悪くなってんじゃない?
ふるさと納税は、もともとの意図通りに運用されれば、「工夫次第で、名物や地場産業のプロモーションができ、観光客誘致や税収増もできる」という制度のはず。そりゃ穴はあるでしょうけど、制度自体は、良い制度だと思ってます、僕は。
岐阜県八百津町だったかな?杉原千畝にゆかりある土地だとは知らなかったし、長野県小谷村も、いつか行ってみたいなぁと思っています。ふるさと納税がなかったら知らなかった自治体。
一方、「泉佐野市、Amazonギフト券もらったから行ってみたい」と思うでしょうか。下手したら、今回泉佐野市にふるさと納税した人たちでさえ、終わってしまえば泉佐野市に対して何の印象も残らないのでは?得をさせてもらった、と泉佐野市に恩義を感じる人、いるのでしょうか。多くの寄付者は「自分がアンテナ高くて賢いだけ」と思うのでは?
それに引き換え、泉佐野の「ふるさと納税制度 モラル違反の急先鋒」としてのイメージは結構長く残るのでは?
つまり“ふるさと納税という、自治体イメージアップチャンスの場で、逆にイメージダウンを図ろうとしている”ように見えるんですよね~、僕には。
泉佐野市民、怒らないのかな。
ふるさと納税に力を入れてるだけあって、泉佐野市は魅力的な返礼品をそろえてると思います。そしてこれからは返礼率の勝負じゃなく、本当に返礼品の魅力、土地の魅力での勝負になっていく。そんな中でイメージダウンを図るのは得策ではない、と思いますけどねえ。今年がっぽり集めたら、ほとぼり冷めるまで数年は寄付が無くても良い、という考え方ですかねぇ。
ま、いろいろな自治体があって面白いけどね。
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