どうも、月いち程度のファミリーキャンパー、せいじ(@twi_sei_ji)です。
エアベッドを買って3年半。とうとうどこかに穴が開いたらしく、前回キャンプでは寝てるうちにぺしゃんこになってしまいました。よく持ってくれたほうで感謝なのですが、エアベッドの欠点もいろいろ見えたし、もう少し寝心地を追求したい。
というわけで、寝心地が評判のマットを買いました。これです。WAQのリラクシング キャンプマット(ダブル)。
先日やっとキャンプで使えたので、レビューします。
WAQの10cmに決めた理由
インフレータブルマットといっても、すごくいろんなメーカーから出ています。検討を始めてから迷ってしまった。結局、以下の点からWAQの10cmのやつにしました。
- WAQのマットは寝心地の評判がとてもいい
- 厚み8㎝と10cmのタイプがあるが、寝心地をより重視したい
- マット表面の手触りも気持ちいいらしい
- 性能の割に手ごろな価格(これ大事)
- 補修布付き、保証付き(通常使用での故障も保証!)
あとはTwitterで、実際に使っている人の声が直接聞けたので、WAQなら間違いないだろう、と決めました。「普通に使ってるだけで壊れたなら、1年保証の範囲内」って、嬉しいですね。買う時に安心です。さて実際使ってみて…
寝心地
寝心地がとても良い
自分で空気を入れるから当然ではありますが、絶妙な固さで寝心地が良いです。例えるなら芝生で寝ている感じ。硬すぎず、柔らかすぎず。インフレータブルマットって、自動で空気が入るのがメリットだと思ってたけど、全然違いますね。買って初めてわかった。マットの中身が空気だけじゃないから、ふわふわしない。寝心地がいいというのが一番良いところです。このマット、空気入れるのが面倒な人のためにあると思ってた。すんません。
寝心地が調節できる
中身にウレタンフォームが入っているから、少し沈みこむ柔らかさも、痛くない程度に平らな固さも思いのままです。エアベッドでは、空気が足りないと寝にくいですからね。段階的に寝心地を選べるのは、インフレータブルマットならでは、ですね。
寝返りが気にならない
キャンプでは、ダブルサイズで子供と一緒に寝ます。エアベッドダブルだと、寝返りなどで子供が動くたびに揺れていました。このマットだと、全然揺れません。お陰でぐっすりです。これが思った以上に良かったです。ダブルの人こそ、このリラクシングキャンプマットが良いかも。
大きさ
実際のサイズは200cm×134cm。これがどのくらいかというと、スノーピーク エルフィールドのインナーテントに敷いてこんな感じです。半分ちょっと占めるくらいかな。
ふくらむ性能
シングルはわかりませんが、少なくともダブルサイズについては、放置しておいても1時間程度ではあまり膨らみません。栓を開けて30分ほど放置しても、これです。まだまだ寝られない。
この後は付属の収納袋を使って空気を追加しなきゃいけません。でも、大変ではないです。結構楽に空気入ります。理由はふたつほどあって...
ひとつは、逆流防止弁がついてること。途中で休憩しても空気抜けないので、のんびり作業できます。弁があると、空気入れをピタッと密着させなくていいので、神経つかわず、それもまた楽。
ふたつめは、もともと膨らもうとするものだ、ということです。だから空気入れの途中で休憩しても遊んでも、休憩前の膨らみぐあいのまま。作業が無駄になりません。エアベッドは、ほっとくと空気は抜けるもの。インフレータブルマットは、ほっとくと膨らもうとするもの。寝る道具ということで仲間だと思いがちですが、全く逆のものなんですね。
なお、数時間かけたら、寝るのに支障がないくらい膨らみます。11時に広げて、15時ごろにはこんな感じになりました。少し沈み込むぐらいでも良ければ、このまま十分寝られます。地面につくことはありません。
エアベッドに劣るところ
収納時の大きさと重さ
この2点はエアベッドに遠くかなわない。重さは5kgちょっと。エアベッドの3倍以上あるのでは。
もっとも問題なのは、収納時のボリューム。しっかりした化繊の寝袋ふたつ分くらいの大きさがあります。荷物をいろいろ持っていきたい冬キャンプには、ちょっと厳しい。でも、そのデメリットを上回る良さがあるので持っていく。という感じです。もう少し小さいと嬉しいけど、寝心地と引き換えでしょうね。仕方ない。
畳みにくさ
前述のように、ほっとけば膨らむものですから、エアベッドよりずっと畳みにくいです。まあ、寝袋畳むのと同じ要領で畳めば大丈夫です。WAQのマット袋は、余裕がありますから、寝袋と違って「袋に収納出来ない!」なんて汗だくになることはありません。エアベッドよりは大変ですが。
その他細かい点
あとは、WAQの10センチダブルマットについて、細かいところを紹介しておきますね。
空気の入れ口
空気の入れ口はふたつありますが、両方ともつながってるようです。とは言え、それぞれから空気入れたほうが、楽に均等に膨らみます。
逆流防止弁がついていて、かつ、ひっくり返せるので、膨らますときはインフレート(入るけど抜けない)、畳むときはデフレート(抜けるけど入らない)にすれば、途中で休憩してもOKです。
ちなみに、手動ポンプを兼ねた中袋がついていますが、私は電動ポンプで空気を入れる/抜くを行っています。ポンプについてはこちらに詳しく書きました。
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WAQのインフレーターマット10cmに使う空気入れ、愛用製品レビュー。汗だく撤収におさらば!
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中袋と外袋
外袋は持ち手つきのバッグ。中袋は空気入れを兼ねた巾着型。さらに、畳んだ(丸めた)マットを止めておくベルトが2本ついてます。(写真は外袋に入れたところ)
二年保証
これとても良い。LINEで友達登録すれば、二年保証になるとのこと。嬉しいですね。一年でなん十回も使うものじゃないから、保証は少しでも長い方がいい。
そんなわけで、いろいろ書いてきましたが、インフレータブルマット、以前は知らなかった良い点がたくさんありました。インフレータブルマットっていう名前が誤解を生むよね。「どうせ電動ポンプでふくらますから、インフレータブルじゃなくていいよ」って思ってましたもん、私。こんなメリットもっと早く知りたかった。中でも、WAQのリラクシングキャンプマットはおすすめです。