そうじゃない 考察・意見

芸大の講義セクハラ訴訟、こう考えたら理解できた

こんなニュースがありましたね。

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私も最初聴いたときは、「イヤなら聞かなきゃいいんじゃないの?当たり屋みたいな人だな」と思いました。でも少しだけ、ひっかかるものがあった。

そう、普通に考えたら「イヤならやめとけ」で終わる話なのは、訴え出た方だってよく分かってるはず。この人の言いたいことは、そこじゃないのだろう。でも、どこなんだ。

ネットでは「会田誠氏の表現に異を唱える勇気」を称えるような論調も出てきてますけど、たぶんそれもズレてる。会田誠氏が訴えられてるわけじゃないのだから、そんなところで賛同されても。訴え出た方にとっても「そこだと思われると困るんだよな~」って感じじゃないですかね。だってそれだったら芸術表現の自由みたいな話になっていってしまうし、訴え出た方についても、そこは尊重している意思を感じます。

 

うーん、何なんだろうなあ、と考えていて、やっと思いついた例え。

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あなたは、古いため池の周りを歩いています。「危険!近づくな」という立て看板が立ててありました。あなたはそれを読みましたが、その後、足を滑らせて池に落ちてしまいました。
この場合、立て看板を見たのに立ち去らなかったあなたが悪いのでしょうか?
あるいは、そんなに危険なのに柵を設置してなかった池の管理者が悪いのでしょうか?

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訴え出た方は、こういうことが言いたいのではないでしょうか?

 

この例えが正しいのかどうかは、よくわかりません。本人じゃないしね。でも、こういう議論であれば、僕は訴えた側も理解できる。今まで、「なんでこんなことで訴え出るんだ」と思っていたものが、少しわかる。

この仮定で、もうちょっと考えてみよう。

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