以前、電球の左右交換で直ったブレーキランプ異常ですが、再発しました。
しばらく、警告がついたり、またしばらくしたら消えたりを数日間隔で繰り返していましたが、とうとう警告がつきっぱなしに。
『左ブレーキライト異常』という表示のままです。
電球を取り出してみても、やっぱり切れてないし、左右交換しても、もう警告は消えない。
もちろん左ブレーキランプは点灯しない。いよいよディーラーに持っていくしかないか。でもどこで壊れているか分からないから、いくらかかるのか予想もできない。
怖いな・・・。
まずは電球を外す
まあしかし、まだ自分で出来ることはあります。まずは、下記で書いたのと同じ手順でブレーキランプユニットを外しました。
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ミニクラブマン、ブレーキランプ警告が出たけど左右交換で直った
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外した電極をよく観察
ブレーキランプユニットから電球を外してみたけど、やっぱり元気。ならばクルマ側がおかしい。ということですね。
だけど、クルマのどこがおかしいのか全く分からない。分かるわけがない。
うーん・・・と思いながら、電球を外したところを観察していたら、気づきました。これ、ソケットの金具が接触する部分、つまり電球へ電気を送る部分の金具が、黒ずんでる?
本来は、こんなふうにきれいなはずです。
なるほど。これ怪しいな。目に見えるところ、かつ、手が届くところならば、なんとか自分で直せるかも。
ココじゃないなら、もうディーラーに頼むしかないし。まずはダメもとで、ココだと仮定してやってみようじゃないか。
テスターで通電点検
というわけで、「まずはテスターで、(電球の)ソケットまでは電気が来ているのか、そうでないのかをチェック」をします。
もし電気が来てなかったら、原因はソケットの接触部分ではない = 自分では直せない と判明します。
周りにテスター持ってる人がいなかったので、仕方なく買いました。直ると確定してないものに約1400円の支出はちょっと迷いますが、これでダメなら、少なくとも1~2万円はかかりますからね。ディーラー頼みで。
賭ける価値はあるだろう、ということで、まずはこれをポチっと。使うのこれっきりなら、メルカリで売ればいいし。
さて、テスターが届いたので、ふたたびクルマのブレーキランプ部分を外し、電極へテスターを当てます。
テスターを使うぐらいの方なら分かってるとは思いますが、設定は直流電圧計測モード、20V以下です。こんな感じ。
忘れがちですがこの時、ブレーキランプに電気が流れているはず(ブレーキランプがついているはず)の状態で測ることが大事です。
私の場合、パーキングの状態でエンジンON、ライトONでトランクのドアを開けると、ブレーキライトが付くはずなので、この状態で測りました。(年式などで違うかも)
さっそく点灯状態で測ってみたら、電気は来ていました。良かった。約4.35V。
接触部分を直す
さて、電極まで電気は来ている。と確かめられたら、あとは「電球ソケットと接触する部分だけ直す」ことにしたらいいです。
電球ソケットが当たる部分だけ、電極が焼けてしまっているのだから、ここを電気通るようにする。
私ははんだ付けをしてみることにしました。中学生の時以来かな。はんだごてもないので、買いました。Amazonで1300円ぐらい、楽天だと1700円ぐらいです。
1000円以下の製品を一度買ったのですが、大失敗だったのでこのFEITAというメーカーのを買いなおしました。このFEITAなら、しっかりしているうえ、温度調節できるし、こて先も5種類付いてるのでオススメです。
さて、電極を紙やすりでこすった後、はんだを乗せていきます。
はんだをなんとか乗せ終わった後、冷ましてから電球を戻しクルマに装着しなおしたら、無事、ブレーキランプ警告は消えました。
ブレーキランプもちゃんと点灯しました。このとおり、エラーもなし。
というわけで、ディーラーに持ち込んでいたらおそらく数万円コースでしたが、テスターとはんだごての代金、約三千円で直せました。
めでたしめでたし。
整備記録
左ブレーキランプ異常 ランプハウジング部分 電極補修
走行距離:37000km