まずはこの写真を見てください。
どんな風に見えます?
うちの乳児、いつもこれ見て大喜びなんですよね。
何でそこまで喜ぶのかな〜と不思議です。
これは、友人から頂いたエアモビールです。
横から見るとこんな感じ。
なーんだ、ってこれだけのこと。
でもうちの乳児はいつも寝転がって
下からこれを見ているわけです。
すると彼の目には最初の画像のように見えます。
しかも、糸で吊るされているとか、バランスがどうとか知らないわけです。
乳児ですから。
そう思って最初の画像を見ると。
紙の飛行機が本当に飛んでいるように見えませんか?
そう見えたら、糸がどうのこうの、知ってる場合よりも
何十倍も楽しいんだろうな。
それであんなに大喜びなのかな、と思い至りました。
知ってしまったら、知らないには戻れない。でも。
知らないつもりになることは、意外にできるんだ。
最初の写真を、「糸があると知らないつもりで見る」ことができるように。
様々なものを見る時に、
「前提を知らなかったらどう見えるか」という視点があると、
世の中をもっと楽しめるかもしれない。
皆と同じものを見ても、何十倍も楽しめるだろう。
最近
当たり前に見えるものほど、当たり前じゃない。 | Hibilog | 青木優のインバウンド観光と日常と考察ブログ
というブログ記事を読んだのとちょっとつながって
そんなことを思いました。