ビジネスリュック、増えましたよね。いまや手提げを持ってる人より多いのでは、というぐらい。私もリュックが欲しくなって、いろいろと探してみました。手ごろな価格で良いやつを見つけましたので、紹介します。
リュックを選んだ条件
リュックを選ぶ条件として、こんなことを重視しました。
- コンパクト
手帳とkindle、あと小物が入ればいい。たまに13インチPCを入れたいのでクッション付ポケットが欲しい。 - 見た目がシンプル
ビジネスで違和感のない、シンプルな見た目。できればさりげなくスマートなのがいい。 - 横持ちができる
SEという職業柄もあり、最近は、お客様訪問時にリュックでも失礼と思われることはほぼないが、万が一のために、手提げとしても持てるようなものがいい。万が一、でいい。 - あまり高価格でない
いつ異動になるか分からない。営業部署になったら手提げに戻すので、10年使うつもりはない。
そんな条件でいろいろと探していて、ACEのヴィターラWRに決めました。
実際に届いてみてチェック
実際届いてみて、買う前は分からなかったところ、感心したところなどはこんな感じです。
横持ちの持ち手
もっとも気になっていた、横持ち用の持ち手はこんな感じ。
しょぼいと言えばしょぼいですが、私にとっては理想的です。しっかりした持ち手って、リュックづかいの時には邪魔にしかならない。電車の中で他の人に引っかかったりするでしょ?これならすごく引っかかりにくい。しかも、いざという時には横持ちできる。横持ち用の取っ手はあくまで保険なのだから、普段邪魔にならないことが最優先。
ACEさん、さすがよくわかってます。
見た目
PVCの防水加工というのが、安っぽく見えるのかどうか、気になっていましたが、思ったよりずっといいです。
ある程度光沢はあるものの、下品な光沢にはなっていません。機能的な印象。
中央のジッパーが止水ジッパーになっているのもポイント高し。ジッパーのつまみ部分まで、ピカピカしないようにくすんだ感じに仕上げてあります。仕事が細かい!
スマホポケット
ここの設計がすばらしい。電車などでおなか側に回して背負った時、あごの下に来るポケット。位置的に、ここにスマホを入れることになるでしょうが、こんな風に、ジッパーがポケットの少し内側にあるのです。あきらかに意図的なデザイン。なぜこんな作りになっているのでしょう?
実際おなか側で持ってみると分かります。中のものを取りだそうとした時、手を滑らせても受けてくれる安心感があるのです。あごの下で使いやすいように設計されているんですね。
開き具合
なるべく大きく開くと良いな、と思っていましたが、期待通りです。ジッパーは両サイド下まで開き、中にある蛇腹状の布でストップがかかる形。
リュックベルトの収納
背負うベルトがどのように収納できるのか。万が一、横もちで使うシーンではどうなるか。こんな風に収納できます。
写真では、伸ばしたままなのでハミ出ちゃっていますが、少しベルトを折りたためばカバンの裏側に隠れます。横もちは万が一のためなので、この機能も最低限で良い。こういう割り切りが素晴らしいです。
リュックベルトの固定
リュックのベルト末端はこんな風にしっかり縫い込まれています。つまり、外せません。これもまた、横持ちをほぼしない前提なので、安心感があって良い。
大きさ
数値では、幅28cm×高さ39cm×マチ10cmとのことですが、あんまりピンとこない。というわけで、今使っている、TUMIのブリーフケースと比べてみたら、ほぼ同サイズでした。並べるとこんな感じで、
上に重ねてみたら、ほぼ同じサイズ。ちょうど隠れるぐらい。
ポケットまで含めた厚みも、ほぼ同じ。
雨に濡れるとどうなるか
先日、帰宅時に雨に降られたので、小さい折り畳み傘で帰ってきました。リュックはこんな感じになりました。ハンカチでささっと拭けば元通り。もちろん、中のものは全く問題なしです。
防水の劣化はどうか(2年半後)
あと気になるのは、防水加工の劣化ですが、買って2年半後の写真がこちら。
全く劣化が見られません。在宅勤務が普及したこともあり、2年半の間、週2~3での使用だった時期もありますが、それにしてもしっかりしています。もっとも劣化しそうな、カバン下のかどっこでもこんな感じです。
買い時はいつか
おなじ、ACEのガジェタブルというビジネスリュックよりリーズナブルですので、思い立った時が買い時ですが、ちょいちょい2万円を切る価格になっています。1か月ぐらい様子を見て、2万円切ったら即買いですね。
人とかぶることもないし、防水だし、スマートでシンプルな見た目。なかなか、おすすめのビジネスリュックです。