どうも。いちおうシステムエンジニアの せいじです。お風呂テレビといえば、少し前まで、憧れの設備。しかし最近はビルトインじゃなくなって、敷居が下がっているようですね。うちも、偶然ですがお風呂テレビが配備できましたので、その方法をご紹介します。
偶然、お風呂テレビを手に入れた
我が家、実は、お風呂テレビが出来たのは偶然なのです。憧れではあったけれど、導入の予定はなかった。そんな時、プロジェクターでテレビを見るために、このチューナーを買いました。テレビ画像をLANに乗せるやつです。
これを導入して、無線LANルーターから、テレビ画像をWi-Fiで飛ばします。あとはXitという付属アプリからiPadでテレビを楽しめる。あれ?iPadを防水ケースに入れたら、これお風呂テレビの出来上がりじゃないの。というわけです。ラッキー。
用意するもの
そんなわけで、自宅にタブレットがある方は、これくらい買えばもうOK。
- 上記のチューナー XitairBox
- タブレット用防水ケース
- 無線LAN中継器(TVアンテナと自宅の無線LANルーターが遠い方だけ)
図で書くと、こんな感じです。この図の通り行けるなら、上記リストの3番は不要です。
我が家の場合、無線LANルーターとアンテナが部屋の両端で離れているので、チューナーとルーターを無線で繋いでいます。こんな感じです。
防水ケースもいろいろありますが、浸水しては元も子もない。できればスタンド付きで、安すぎるものは避けるとすると、このあたりは用意したいところです。
かかる費用
さて肝心なのは、いくらかかるのか?ですね。タブレットはある前提で、いくつかプランを書いてみます。
裏番組録画プラン
テレビを見ながら裏番組録画もしたい方むけ。うちはこれです。
機器名 | 製品名・型番 | 価格 |
---|---|---|
チューナー | XIT-Airbox120cw | 約18000円 |
防水カバー | 一般的なもの | 約2000円 |
視聴のみプラン
見るのと録画は同時にしない。録画中は他の番組見れなくてもいい場合や、テレビがもう一台ある場合。あと、BSが見れなくても良い人。
機器名 | 製品名・型番 | 価格 |
---|---|---|
チューナー | XIT-Airbox lite | 約12000円 |
防水カバー | 各種 | 約2000円 |
状況に合わせてオプション
あとは、家の状況に合わせて下記のものを揃えます。
・TVアンテナと家のルーターが離れている場合は、XIT-AirboxからWiFi中継器を使ってWiFi電波を飛ばします。この中継器が、私お勧めのものだと6000円ちょっと。
・録画もしたい場合は、ハードディスクをUSBでつなぎます。ハードディスクはピンキリですが、例えば5000円。
それぞれの状況に合わせて組み換えてOKですが、いろいろ合わせても、お風呂専用にテレビ買うよりは初期費がかなり安いこと、分かって頂けると思います。
ポータブルテレビとして売っているものでも、安いモデルは防水機能がなかったりしますし、良いモデルでも録画機能はないことが多いので、よく調べて上記と比べてみてください。
また、「うちのタブレットはめちゃ古くてXitアプリは入れられない」などは気を付けてください。
最後に比較表
では最後に、一般的な持ち運び型お風呂テレビと、このプランを比べてみますね。
比較項目 | 本記事の方法 (自宅タブレット) | 一般的なお風呂テレビ (専用機) |
---|---|---|
初期投資金額 | 1.5~3万円(オプション込み) | 5万円弱 |
バッテリーの持ち | 5~10時間 | 3時間前後 |
リモコン | なし | あり |
AmazonプライムやNetFlix | 見られる | 見られるものもある |
他の端末でTVを見る | Xitアプリを入れればできる | できない |
お風呂テレビでも画質にこだわる方は、テレビ専用機のほうがいいかもしれません。でも普通に見れたら良いよ、という方には、安くできる上に長時間見られて、さらにスマホでもTVが見られる自宅タブレット方式、おすすめです。
おまけ
いま見てみたら、チューナーひとつのタイプはなんと、アウトレット品があります。下記の「楽天で見る」リンクから出てくる一覧のうち、pixela outletというお店の9800円というやつ。メーカー公式のアウトレットなので、あまり心配なさそうですね。よろしければどうぞ。