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中津川ソーラーブドウカン2023、キャンプレポート

さて、今年は久しぶりに中津川ソーラーブドウカンを楽しんできたわけですが、初めてキャンプサイトでテント泊をしました。
なかなかゆったりと過ごせてよかったので、今後行く方のためにレポートしておきます。

到着からテントを立てるまで

チェックインと場所選び

キャンプサイトのチェックインは当日朝7時からできます。キャンプスペースは「好きなところを選んでください」という形です。大きさも、地面の状態も同じなので、手前に決めれば駐車場が近いし、奥に決めればトイレが近いぐらいしか、選ぶ基準はありません。私は10時前に到着しましたが、駐車場から近いあたりのスペースは、ほぼ埋まっていました。じっくり探せば空いてるところもある、というぐらい。
場所に良い悪いの差がないので、「いい場所は取られちゃってる」みたいにも感じませんでした。まあ、テント立てる時間を計算に入れて、見たいアーティストに間に合う程度に着いたらいいし、早く行ったら行ったで、始まるまでゆったり雰囲気を楽しむこともできます。

荷下ろし

キャンプサイトすぐ脇の駐車場(第9駐車場)は、第9の券を持っている人しか停めることはできませんが、第9以外の駐車場の人も、荷下ろしはキャンプエリア入口でできます。荷下ろしだけ済ませたら、(テントをサイトに運ぶより先に)クルマを置いてくるように指示されますが、それでも助かりますね。キャンプ券あり・かつ駐車券なしの人がそばまで入れるかは、不明です。ちなみに、荷下ろしスペースは6個ぐらいありました。

テントスペース

公式発表によれば、テントスペースは、キャンプ券一枚につき縦4m×横3mとのこと。実際、計測はしていませんが、横幅は3.2m以上あると思います。3m×3mのテントを張りましたが、横に少しだけ余裕がありました。ギリギリだったらイヤだなと思っていたのですが、この余裕のおかげで隣のテントを踏む心配もなく、ありがたかったです。底面3m×3mのテントを、ゆるめに拡げてこんな感じです。横幅、公式発表よりありそうですねこれは。良心的です。

サイトの地面の硬さ

さてキャンパーとして気になるのは、地面の硬さ。どんなペグを持っていけばいいのか。
結論。よくある土のグラウンドです。小学校などの、茶色い土というよりは、ブルーグレーの砂が撒かれた感じですね。

野原ほど柔らかくはない。河原ほど石はない。そんな感じ。金属ペグが望ましいですね。鍛造ペグでも、深く刺すのにはちょっと時間がかかりました。石に突き当たったりはしなかったけど、まあまあ堅い。
プラスチックペグを使っている方もいましたが、見てて心配になるほど刺さりが浅かったです。風がなかったから良かったけど。

女性専用エリア

駐車場や荷下ろしエリアから最も近いテントスペースは、「女性専用エリア」と書いてありました。女性のみでは荷物を奥まで運ぶのも大変だし、受付のそばなので、いろんな意味で安心ということかもしれません。

テントを立ててから寝るまで

トイレ・シャワー・水場

キャンプエリアいちばん奥に、トイレとコインシャワーがあります。女性トイレは見ていませんが、全体的に清潔さで言うと「新設のキャンプ場よりは下、古いキャンプ場よりは上」という感じでした。
また、水道が2~3か所にあります。水が飲めるかどうかは不明。

夜の明るさ

もとが多目的グラウンドですので、ナイター用の照明があります。消灯の22時まではこれが点灯していて、グラウンド全面、ランタン要らずの明るさです。逆に言えば、消灯後は真っ暗です。我が家はヘッドライトを持っていきました。これ、安い割に十分明るいし、けっこう便利です。

売店

助かることに、キャンプエリア内に簡易コンビニが作ってあります。コンビニと言っても、商品は数種類だけですが、飲み物とカップラーメンがあるだけでも助かりますよね。タオルはあったかどうか・・・失念しました。

サウナ

来年もあるとは限りませんが、今年はテントサウナがいくつかありました。薪で焚くヤツで、無料だったようです。水着なんて持って行ってないので、私は入れませんでしたが、用意の良い人はいたみたい。ちょっとうらやましかった。水風呂もありました。

寒さ

さて気になるのが、寝る時の寒さです。まあ、都市部から1時間程度で行ける田舎のキャンプ場、みたいなものです。9月末ともなれば、寝袋なしでは寒い。かといって、(禁止ですが)火を焚いたり、フリースを着たりするほどではない。テントの中で、夏用寝袋にしっかり入れば大丈夫 というくらいですね。うちはこれを持っていきました。

朝起きてから撤収まで

朝ラン、朝ヨガ

みんなマナーが良く、消灯後に騒ぐような人は近くにいませんでしたが、早い人は、朝6時前から動く様子が聞こえます。
運営の人もいろいろと工夫してくれているようで、朝ランの企画とか、朝ヨガの企画がありました。参加無料、飛び入りOKみたいな感じです。

パンケーキ

面白かったのは、パンケーキ企画です。キャンプ場チェックインの時に、ひとりひと袋、パンケーキミックスがもらえました。よつ葉バターとの協賛だったみたい。


このパンケーキミックスを持って翌朝ブースに集まると、パンケーキを焼かせてもらえる という企画。残念ながら、私は終わった後に気づいたので参加できませんでしたが、手ぶらで行っても朝ごはん何とかなる、というこの企画はありがたいですね。毎年、同じ協賛とは限らないので、あてにするのは危ないですが、もし受付でパンケーキミックスが渡されるようなら、同梱の紙をよく読んでみてください。ぜひ。

荷物積み出し

チェックアウトは13時。特に手続きは要りませんが、それまでにテント撤収を済ませねばなりません。荷物をたたんだら、最初と同じように、積み込みのためだけにクルマを持ってくることができます。サイトの中までではないですよ。積み下ろしの時と同様に、キャンプエリアの入り口までです。
みなさん比較的スムーズに撤収していました。2日めの出演者を見始める時間が各自バラバラで、10時までに撤収する人、11時までに撤収する人など、うまい具合にバラけていたみたいです。まあ、キャンプサイトで楽しむ人は、このゆったり過ごすのも含めて楽しんでいるようにも見えました。

なんにしても、キャンプサイトでゆっくりとフェスを楽しむのもなかなかいいものでした。キャンプサイトの中にいても、いろいろと楽しめる企画が考えられてるのも良かったです。
なかなか、おすすめ。

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